コラム(お住まい選びのアドバイス)

住宅ローン用語解説 印紙代とは?

住宅ローンを組む際、金融機関から提示される諸経費について説明していきます。

印紙代とは、印紙税ともいいます。

住宅ローンを組む時は、金融機関と「金銭消費貸借契約」という契約を締結します。

つまり、「お金を貸しますよ」「借りますよ」という契約のことで、金融機関や不動産会社の担当者は、業界用語で「キンショウ」という言い方をしますね。

ですから、住宅ローンを借りる際に掛かる「印紙代」とは、その金銭消費貸借契約書に貼る印紙の代金のことを指します。

これは税金であり、印紙は売買契約書や建築工事請負契約書等、印紙を貼らなければいけないと決められた書面(課税書面)に貼ることになります。

貼り忘れてしまった場合、過怠税などペナルティーは発生しますが、契約自体が無効になることはありませんからその点はご安心下さい。

これらの契約に必要な印紙代は、契約書に記載される金額によって下記の表のように決まっています。

(ここでは実際の不動産取引が行われる現実的な金額のみを記載) 

契約金額

印紙代

500万円を超え 1,000万円以下のもの

10,000円

1,000万円を超え 5,000万円以下のもの

20,000円

5,000万円を超え 1億円以下のもの

60,000円

1億円を超え 5億円以下のもの

100,000円

 

ただし、変動金利と固定金利をミックスして住宅ローンを組む場合等は注意が必要です。例えば、変動金利1,500万円と固定金利2,000万円で合計3,500万円の住宅ローンを組む場合は、それぞれ別々の金銭消費貸借契約を締結することになるので、合計40,000円(20,000円×2)の印紙代が必要になります。

 捕捉として、金銭消費貸借契約を除く売買契約書や建築工事請負契約書のみ、平成25年3月31日まで下記表の通り軽減措置があります。(契約金額が1,000万円を超える場合)

契約金額

印紙代

1,000万円を超え 5,000万円以下のもの

15,000円

5,000万円を超え 1億円以下のもの

45,000円

1億円を超え 5億円以下のもの

80,000円

 

例えば、売買代金が3,500万円の住宅を購入し、住宅ローンが3,000万円の場合、売買契約書の印紙代が15,000円、金銭消費貸借契約書の印紙代が20,000円となります。

 また、消費税率の引き上げに連動してこの特例が、以下の通り、拡大される予定です。

契約金額

印紙代

1,000万円を超え 5,000万円以下のもの

10,000円

5,000万円を超え 1億円以下のもの

30,000円

1億円を超え 5億円以下のもの

60,000円