コラム(お住まい選びのアドバイス)

住宅ローンの用語解説 抵当権設定費用とは?

抵当権設定費用とは、住宅ローンを借入れし、購入物件に抵当権の設定を登記する際に必要となる費用のことです。

ただ、司法書士からは「登記費用」として所有権移転登記費用等と合算して請求されますし、営業担当からの不動産購入諸経費項目中にも「登記費用」として合算された金額が提示されることが多いです。

 主には登録免許税と抵当権設定登記手数料になりますが、登録免許税とは、登記を行う際に、印紙で法務局に納める費用のことで、抵当権設定登記手数料とは、司法書士に支払う報酬のことです。

 具体的な登録免許税の税率は
①・・・ 借入額 × 0.1%(※特例措置
②・・・ 借入額 × 0.4%(特例措置適用外)
※特例措置が受けられる物件の条件は下記の通りです。

  • 個人の住宅の用に供される床面積50 以上の家屋
  • 中古住宅の場合は、築後25年以内(木造は20年以内)のもの又は一定の耐震基準に適合するもの

この他に謄本取得費用と司法書士の交通費が実費として必要です。

 次に抵当権設定登記手数料に挙げられる項目として、①抵当権設定、②調査費用、③謄本取得、④日当がありますが、報酬金額は、業務内容や司法書士によって異なります。

 例えば、税制の特例が受けられる物件を購入し、住宅ローンが3,000万円の場合、抵当権設定登記手数料は5万円~10万円程度となります。

 登録免許税が3万円、他の実費部分で3,000円とすると、合計で8万円~13万円くらいの抵当権設定費用がかかるということになります。

 司法書士は、金融機関から指定されることもありますが、不動産会社等の営業担当に相談して、少しでも報酬を安くしてくれる司法書士を紹介してもらうこともできるでしょう。

更に、どうしても節約したいという人は、金融機関に「自分で登記をしたい」と一応相談してみて下さい。金融機関が承諾してくれるケースは非常に少ないとは思いますが、もし、承諾されれば報酬部分は節約することができます。

 とはいえ、将来のリスク回避の観点からも、通常どおり司法書士にお任せるのがよろしいかと思いますよ。