コラム(お住まい選びのアドバイス)

住宅ローンの用語解説 つなぎ融資とは?

つなぎ融資とは、言わば「たてかえ融資」のことで、住宅ローンが実行されるまでの期間に一時的に借り入れをする別の融資のことを言います。

一口に住宅ローンと言っても、新築マンション、中古マンション、新築建売、中古一戸建て、既にお持ちの土地への住宅新築、土地取得と同時に住宅新築などその形態はさまざまです。

その中でも、つなぎ融資は、既にお持ちの土地に住宅を新築する時と、土地取得と同時に住宅を新築する時に必要となる場合があります。

住宅ローンは、土地建物に対して抵当権を設定するのですが、基本的には、土地取得時や、住宅が完成する時までは融資が実行されません。

しかし、土地取得時には当然土地代金が必要ですし、建築会社に対しては工事の進行状況に応じて、 契約金額の支払いをしなくてはならず、その間、住宅ローンとは別のローンを一時的に組んで支払いに充てなければならないケースがあるわけです。

上記のケースでフラット35を利用する場合は、つなぎ融資を利用するのが一般的ですが、その他の銀行ローン等を利用する場合は、つなぎ融資を利用しないで「分割実行」になることが多いです。

分割実行とは、土地取得時や建築資金必要時に、取得する土地や既にお持ちの土地に抵当権を設定し、必要な金額を何回かに分けて実行してもらう融資のことです。

例えば、土地2,000万円、建物1,500万円、住宅ローン3,000万円のケースで、土地取得時に2,000万円を実行してもらい、建物上棟時には500万円実行、建物引渡時に残りの500万円を実行してもらうという方法です。(当然完済時期も数ヶ月ずつずれることになります)

 つなぎ融資に必要な費用

・つなぎ融資の利息(2~4%程度で日割計算)
・つなぎ融資契約書の印紙(2万円程度)
・つなぎ融資手数料(3~5万円程度)

 例えば、3000万円を金利3%のつなぎ融資で3ヶ月借り入れた場合、

つなぎ融資の利息=3,000万円 ×3.0% ×90日間 / 365日=22,191円

ということになり、全部で約30万円弱の出費となります。

 ですから、建築会社と連携して一日でも早く手続きを進めたいところですが、キチンと建ててもらうためにも工事を急かすわけにもいかないですから、少し悩むところですね。